私、家事はできます。でも、全部自分でやるとは決めていない。

一人暮らしで、
掃除も、洗濯も、料理もできる。
とくに困っているわけではない。
それでも、家事の一部を定期的に人に任せて
暮らしている人たちがいます。
家全体の掃除は任せて、細かなところは自分で。
必要な週だけ料理を作ってもらう。
細かく決めず、そのとき必要なことを任せる。
何を自分でやるかは、人によって違います。
掃除は好き。
でも、全部は自分でやらない。

Kさんが家事サポートでいちばんお願いしたいのは、家全体の掃除機がけと床の拭き掃除です。
一人暮らしで、もともと掃除は好きな方。
自分でやると決めれば、細かなところまできちんと掃除します。
それでも、細かな場所の掃除に時間をかけるより、まず家全体を一通り掃除してほしい。
棚の上や窓まわりなど、
気になったところは自分でやればいい。
そんなふうに、お願いすることと、自分でやることを分けているようです。
できるかどうかではなく、何を自分でやるか。
今週は料理あり。
来週は、なし。
Sさんの場合、毎週お願いする家事が同じとは限りません。
平日は仕事、週末も外出することが多く、週に1度、ご不在の間に掃除や洗濯、買い物、料理などをしています。

最初は、外食が続く中でも自宅で手作りのものを食べたいということで、数日分の作り置きが中心でした。
けれど、仕事の予定や出張が入れば、作っても食べられません。
今は、作り置きは必要な週だけ。
朝ごはんに使いやすいメニューのリクエストが増えました。
食べたいものはSさんが決める。
冷蔵庫にある食材をどう使うかは、スタッフに任せる。
「得意な人に任せたほうがいい」
「私は本当に向いてないの。
だから、得意な人にお任せしたほうがいいの」
最初にお会いしたとき、
Nさんはそんなふうに話していました。
普段の掃除や洗濯は、
細かな指示をほとんどせず、スタッフに任せています。
ただ、
「リビングが散らかっているから片づけておいて」
「外出から戻ったばかりで荷物が出ているから整理しておいて」
と、そのとき特にお願いしたいことがあれば伝える。
普段は任せる。
必要なところだけ、自分で決める。
そんな使い方を、長く続けています。

※掲載している事例は、個人が特定されないよう一部の情報を変更しています。
家事の任せ方は、人によって違います。
自分でやることと分ける人。
その週の予定に合わせて変える人。
細かく決めず、ある程度任せる人。
家事代行を使う理由も、使い方も、一つではありません。
できない家事をお願いするだけでなく、
自分でやることを残しながら、ほかを任せることもできます。
家事サポートが入ることで、
自分でやる家事を、自分で選べるようになる。
そんな使い方もあります。
全部を任せなくても
大丈夫です。
掃除だけお願いする。
料理は必要な週だけ。
洗濯は毎回、片づけは気になったときだけ。
毎回、同じ内容でなくてもかまいません。
「ここは自分でやりたい」
「これは任せたい」
「今週はここまでお願いしたい」
そのときの暮らしに合わせて、
お願いすることを変えることもできます。
最初から、きれいに分ける必要もありません。
何度か利用しながら、
どこを任せるとちょうどいいかをすり合わせていけます。
ここだけ、誰かに任せてもいいかもしれない。
そう思う家事があれば、そこからで大丈夫です。
今の暮らしや、普段の家事のことを伺いながら、
どんな使い方が合いそうか、一緒に考えます。